ベーレンス・ヘッド・イン・ザ・クラウズ レッド゛Behrens Head In The Clouds
ベーレンス・ファミリー・ワイナリー
Behererns Family Winery
ベーレンス・ファミリー・ワイナリーは本物の“ブティック・ワイナリー”です。北カリフォルニア・フンボルト郡アルカタの人気レストランFolie Douce(フォリー ドゥース)を経営していたレス・ベーレンスとリサ・ドリンクワードが、常連客の会計士ジョー・ボブ・ヒッチコックと始めたジョイント・ベンチャー、ベーレンス&ヒッチコックという伝説のガレージ・ワイナリーが起源です。
1993年、Behrens&Hitchcockラベルで175ケースのワインを初リリース。この彗星の如く突然現れたワイナリーをロバート・パーカーJr.が1997年にワイン・アドヴォケイト誌で紹介した事で、センセーションが巻き起こりました。その後も数々の賞賛を浴びたことでコレクターに知れ渡り、あっという間に入手困難なワインとなったのです。
夫妻が所有するワイナリーはナパ・バレーのスプリング・マウンテンの頂上にあります。年間6〜7種のワインを小ロットで生産。ワインは1本1本丹精を込めた手造り感あふれるもので、ブドウは容量1トンの圧搾機でプレス、手作業で櫂入れ、丁寧に樽に移され精製ろ過されることなく瓶詰めされます。 収穫期のレスとリサの手を見れば、本当に「手作り」されていることが実感できるはずです。夫妻は、小規模で個性が光る収穫量の少ないブドウ畑に惹かれ、信頼のおける親しい仲間、夫妻同様何よりも品質に対するこだわりの強い仲間と共に働いています。夫妻にとって主役はブドウ畑、そしてワイン自らに大いに語らせることが全てだからです。
アート・ラベルについて
芸術を愛するベーレンス夫妻。強烈なインパクトのワインラベルにもそれが反映されています。 アート・ラベルは常に夫妻に関連することや夫妻の思いを表しています。オーウェン・スミス氏のインスピレーションあふれるイラストを採用した理由は、”小さなラベルに縮小されてもその高い芸術性はいささかもその魅力を損なわない”と確信したからです。
ヴィンテージ | 2017 | 参考上代 | ¥18,000 |
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原産国 | USA | JANコード | 4560474982319 |
生産地域 | ナパ | 入数(1CS) | 12 |
地域/産地(格付) | AVAナパ・バレー | 容量(ml) | 750 |
味わい(甘辛) | 辛口 | アルコール度数 | 15.1% |
タイプ(ボディ) | フルボディ | 色 | 赤 |
飲み頃温度 | 16~18℃ | 栓の仕様 | コルク |
ケースサイズ(mm) | 幅335 高さ310 奥行255 | ケース重量(g) | 19,200 |
単品サイズ(mm) | 幅80 高さ305 奥行80 | 単品重量(g) | 1,500 |
ブドウの品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン84%、プティ・ヴェルド16% |
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平均樹齢 | 9~24年 |
樽熟成 | フレンチオーク樽で22ヶ月間熟成。 |
生産者webサイト | http://behrensfamilywinery.com/ |
受賞歴/評価 | 評価:The Wine Advocate 94点/2019年10月、Vinous 92点/ 2020年1月 記事 The Wine Advocate October 2019 (94 points) – Lisa Perrotti-Brown 深みのあるガーネットパープル・カラー。ブラックカラント、プラムジャム、野生のセージを核に、濃厚でまだ閉じ気味のタール、リコリス、紅茶の香りが漂います。ミディアム~フルボディで、しっかりとした緻密な舌触り、フレッシュさが柔らかで奥深い後味へとつながっていきます。 Vinous Media, January 2020 (92 points) – Antonio Galloni このレンジのワインの中でも、過熟なまでに熟したワインの1つ。インクのように濃い紫がかった黒色。ブラックフルーツ、カンゾウ、新しいレザー、ラベンダー、スパイスの香り。パワフルでエキゾチック、華やかに熟している一方、16%ブレンドされたプティ・ヴェルドのタンニンがしっかりと感じられます。 |
認証 |
セールスコピー
比類なき品質を誇る傑出したワイン。多様な風味がなめらかに溶け合った美しく複雑な味わいが、スケールの大きさを感じさせます。しばしうっとりと酔い痴れるのも悪くはない!(Head in the clouds=“雲の中に頭を浮かべる”=我を忘れてぼうっとする、の意味。)と思わせる、まさに夢み心地にさせてくれるワイン!
「人は私を夢想家だと言うかもしれない。でも私一人ではないはず‥」~ジョン・レノンのイマジンの歌詞を連想させるこの美しいワインは、2つの最高のブドウ畑の夢のような組み合わせから産まれます。
生産量わずか145ケース!
ラベル・デザイン
一目見たら忘れられない「スペシャリティ・ワインズ」と呼ばれていた印象的なラベル。
“夢のようなワイン”を引き立てる、夫妻お気に入りの美しく静謐な絵。
Painting by OWEN SMITH
https://www.owensmithart.com/copy-of-about
オーウェン・スミス氏はサンフランシスコ在住のアーティスト&イラストレーター。彼のイラストはローリング・ストーン、スポーツ・イラストレイテッド、タイム、エスクァイア、ニューヨーク・タイムズなどの紙面に頻繁に登場しています。ニューヨーク市地下鉄駅のモザイク壁画も有名。
栽培・醸造
ブドウ畑: AVAナパ
カベルネ・ソーヴィニヨン及びカベルネ・フランは、ナパ・バレー屈指の高級ブドウ園の一つであるオーク・ノルのモールズ・ファミリー・ブドウ園産。プティ・ヴェルドはセント・ヘレナにある小規模ブドウ園産。標高;80m、土壌;砂&ローム、樹齢;5~20年、収穫量;5~6トン/ha, 密植率;3000本/ha,
収穫: 手摘み。2017年10月
ヴィンテージ2017:
2017年の自然の投げた変化球を醸造家が見事に受け止めたヴィンテージ。
醸造家は全体的な品質については楽観的であるが、収穫量は例年よりも低いと予測されています。年明けは降雨が多く春の気候は温暖だったので、一部の地域では開花が遅れ少々ダメになっている花も見られましたが、冬の多雨のお蔭で実付は旺盛でした。6月にはいきなり雹を含む嵐が通過し、極地的な被害を引き起こしました。“労働者の日”(=9月第一週の月曜日)の週末を含む3回の異常な高温により収穫が早まり、9月初めには干からびてしまったブドウも。しかしすぐ後に涼しい気候がめぐってきて、ブドウの糖度は正常に戻りました。晩熟型の赤ブドウは樹上に残され、数週間後に収穫されました。
幸いなことに 10月8日(カリフォルニア・ワイン産地の大規模な山火事が始まった時)までには、2017年のブドウの総収穫量の90%が収穫を終えており、10月末までには収穫は完了していました。ナパ・バレーのワインメーカーは、火災の影響を受けた可能性のあるブドウ、マストを厳格に評価し、どんな状況下にあっても世界有数のワイン産地としての評判を守ることに全力を注いでおり、2017ヴィンテージにおいても最高品質のワインのみが市場に出回るよう、あらゆる努力を惜しみません。
醸造: ブドウを手で選別し、除梗。小さなタンクとオープントップの発酵槽を組み合わせて使用し、手作業で1日3回櫂入れしながら27.7℃で20~40日間浸漬発酵。その後ワインを圧搾し、フレンチオーク樽で22ヶ月熟成。
≪分析≫
pH ;3.81、残糖;2.6g/L、 残SO2;29mg/L
生産量: 145ケース
テイスティングコメント
ホワイトペッパー、ブルーベリーチョコレート、ハチミツを思わせるゴージャスな香り。 口いっぱいに広がるジューシーな味わいには、カシスやチェリーのシロップ、完熟プラムの香りがあふれ、きわだつミネラル感とビロードのように滑らかなタンニンが特徴です。余韻は長く感動的な高まりを見せます。
飲み頃: 10年以上の熟成が可能
相性の良い料理
ステーキなど肉料理全般