ソモス・アルケス・ガルナッチャ 【限定品】 2019
名前の由来:
古代ラテン語のワインの容量の単位。
ラベル・デザイン:※当ヴィンテージよりラベル変更
かつてアラゴン州では畑を耕した際に出た石を積んで小屋を作り、農作業の道具を保管していました。また厳しい一日仕事の合間に、秋冬は暖炉に火を入れて暖を取り、夏は照りつける日差しを避け、休息や食事に使用していました。
機械や車が普及するにつれて石小屋は徐々に姿を消しましたが、カラタユド地方では車が入りにくい高地に小さな畑が点在するため1960年代頃まで利用されていました。Alquezのブドウも若いころ、この石積みの小屋を見て育ったに違いありません。
コンセプト:
アラゴン地方が誇る地元品種ガルナッチャの魅力あふれる古木ブドウのワイン
ブランド・コンセプト:
ソモスの個性を代表するブランド。アラゴン地方のガルナッチャのポテンシャルを引き継ぎ、完熟ブドウ特有の味わいの厚味とまろやかなタンニンを併せ持ち、樽熟成による見事なハーモニーを目指しています。
HUDIN 93点
※MIQUEL HUDINはカリフォルニア出身、現在はカタルーニャに居を構えヨーロッパのワイン情報を発信するワイン評論家。
≪記事≫
ダークフルーツ、チェリー、乾燥イチジク、焦がした樽、タフィー、ヘーゼルナッツ、ダークチョコレートの控えめな香り。全体的にまだ少し閉じています。活気に満ちていて厚みがあり、タンニンはやや若く感じられるものの長い余韻とうまく調和しており、味わいに複雑さが増しています。 コストパフォーマンスが素晴らしいワイン。