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カゼッロ・ボンドーニ

湖畔リゾート秘蔵の白ワイン『ルガーナ』 、世界へ!

カゼッロ・ボンドーニは、北イタリア有数のリゾート地、ガルーダ湖畔で伝統的なワインを造り続ける家族経営のワイナリーです。
ロンバルディア州デセンツァーノ村にある25haの自社畑でトゥルビアーナ、マルゼミーノなどの個性的なブドウ品種を栽培し、飲み心地の良いフレッシュなワインを生み出しています。

【生産地】
ルガーナ地方は2つの州(ロンバルディアとヴェネト)にまたがる地方です。
北イタリアで最も美しい観光地のひとつで、オリーブ畑やブドウ畑が広がる中にワイナリーが点在しています。
風光明媚なこの地を訪れた人は、古代「ルカーナLucana」(語源はラテン語のlucus、木)と呼ばれていたこの一帯がもとは荒れた湿地帯だったとは信じられないでしょう。15世紀より森林伐採人が数世紀かけて農地として使用できるよう取り組んできた土地なのです。
ワイン生産には難しい土地でしたが、ボンド―二があるデセンツァーノを含む一部の村では、ローマ時代からブドウ造りが行われていました。

湖と丘陵に挟まれた限られた生産地で、小規模なファミリー・ワイナリーが多いのが特徴です。

【2つの州、2つの県、5つの村】
ルガーナ地方は、ガルダ湖の南に広がるモレーン土壌の平野で、二つの州(ロンバルディアとヴェネト)二つの県(ブレシアとヴェローナ)とにまたがっています。
そして5つの村で構成されています。(デセンツァーノ、シルミオーネ、ポッツォレンゴ、ロナート)はロンバルディア州、ペスキエーラ・デル・ガルダはヴェネト州。

【歴史】
1859年、第2次イタリア独立戦争の終結時、ロンバルディアはピエモンテ王国に、ヴェネトはオーストリア・ハンガリー帝国の統治下に置かれることになりました。この2つの国家の国境(フリーゾーン)に、「ラ・カセッタ=小さな家」と呼ばれる建物があり、1859年から1865年まで、国境を監視する警備員の住まいとなっていたため、いつしか「カゼッロ=管理人宿舎」と呼ばれるようになりました。その後、ボンド―ニ・ファミリーがこの地所に住むようになったため、カゼッロ・ボンドーニ農園が誕生したのです。
1914年、ヴェネトの山間部出身でワインを愛するミケランジェロ・トマシーがこの地を買い取り、1931年に息子ジョヴァン・マリアが跡を引き継ぎ土地の開墾とブドウ栽培に力を入れました。60年代初頭にはその息子のマルコが経営を引き継ぎ、90年代に入るとマルコの息子ガエターノが4代目当主となり、ファミリー・ビジネスは脈々と引き継がれてきたのです。

【ブドウ畑】
ルガーナは特徴的な明るい色の粘土が層状となった”モレーン”と呼ばれる氷堆石粘土質土壌。主に石灰質でミネラル塩を豊富に含み、密で硬く、干ばつでは締め固まる一方、雨が降るとどろどろになるという難しい性質を持っています。
地質学的な歴史は2億年前まで遡り、この古代の粘土質土壌と在来種のブドウとの組み合わせが、ルガーナの唯一無二の白ワイン~豊かなコクとパワー、鮮やかな酸味と風味~を生み出す礎となっているのです。

※タイトな粘土質土壌でブドウの木にストレスがかかり収穫量は少なくなりますが、より濃縮された風味、果実味、コクのあるワインが得られます。ブドウは根を地中深くまで懸命に根を下ろし、ミネラル豊富でより石灰質が強い白色粘土の層に到達するのです。

【セラー】
2000年に建設された最先端技術の宝庫ともいうべき地下の大きなセラーは、進取の精神に富んだ活気あふれるワイナリーののシンボルです。
ハイテクを駆使した醸造&瓶詰めの設備が、伝統に則った上質なルガーナ・ワインの生産を支えています。手作業による収穫、圧搾、精密にコントロールされた発酵、バリックやバレルを用いた樽熟成は、長い時の流れの中で変わることなく受けつがれた生産プロセスです。

【ルガーナDOCのブドウ品種】
Trebbiano di Soave,
Trebbiano di Lugana,
Trebbiano Veronese,
Turbiana
の4つの呼び名があり、トレッビアーノ、またはたヴェルデッキオ系統のブドウであるとされ長い間、混乱がありました。
しかしルガーナ特有の土壌、気候、醸造技術に適応し、ヴェルデッキオやトレッビアーノとは異なる個性を持つ独立した品種として、現在はトゥルビアーナに統一されています。

北イタリアの優雅な湖畔のリゾート地の秘蔵ワインとして観光客に愛飲されてきたルガーナの白ワインは長らく世界的には無名でした。しかしその上質さが徐々に人々に知られるようになり人気は急上昇、今、広く世界へ羽ばたいています。

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