ブーズロンにおいて90年以上の歴史があり、ワイン造りに情熱を注ぎ続ける生産者シャンジーは、3つのコート・ ド・ラ・ブルゴーニュに合わせて80ヘクタールのブドウ畑を所有しています。AOC ブーズロンの優良生産者としても定評があります。
歴史:全ての始まりは1928 年に、ジョゼフ・ソルデ氏は、ソーヌ・エ・ ロワールの小さな村、ブーズロンで 16 世紀に建てられた建物にドメーヌ・デュ・ヴェルジェ・デグザンプルを設立したことでした。その目的は、低茎果樹の文化を広め、接ぎ木を普及させることでした。 ブーズロンでのブドウの栽培に加えて、ソルデ氏はコート・シャロネーズ全域の栽培者やワイン生産者に接木技術を教え地元に貢献しました。その後、1952 年にルシアン・ ジュイフ氏がこのワイナリーを取得し、ブーズロンのコミューンにアリゴテのブドウが植えられる 12 ヘクタール以上の土地を拡張しました。 ブドウだけでなく穀物も栽培し、苗床も設立。1966 年にはドメーヌは所有者が変わり、シャニーの公証人ジャン・ブーデ氏の所有となり、ドメーヌ・ブーデと改名、ブドウ畑の面積は 18 ヘクタールに達しました。
そして1974 年にダニエル&カトリーヌ・シャンジー夫妻によって買収され、ドメーヌ・ シャンジーとなりました。 ブドウ畑の総面積は37ヘクタールにまで広がっていました。
2013年にステファン・ペトロシアン氏とフィリップ・デア・メグレディッチアン氏が共同監督を務める投資会社OLMA(体験型ラグジュアリーを専門とする企業)に買収され、 現在は80ヘクタールのブドウ畑を所有し、そのうち66ヘクタールが植栽・運営されているこのワイナリーは、メルキュレからヴォーヌ・ロマネ、ジヴリー、リュリー、マランジュ、サントネー、ヴォルネー、ピュリニー・モンラッシェを経て、世界的に有名なブルゴーニュの数多くのアペラシオンのワインを生産しています。
2021年 土地と将来の世代を尊重して生産された高品質のワインを顧客に提供することに尽力しているドメーヌ シャンジーは、健康的で環境に優しいブドウ栽培を証明する「高環境価値」認定を受けています。