5代目であるジャン・フィリップ・マルシャン氏のワイン造りの哲学は、テロワールへの敬意、環境や自然を生かした形での品質を発展させる事。伝統を守りつつ、持続可能な栽培をテーマに取り組んでいます。
1813年、初代のピエール・マルシャンがモレ・サン・ドニ村でワイン造りを始めて以来、父から子へと引き継がれ、現当主のジャン・フィリップは5代目に当たります。1983年にジュブレ・シャンベルタンの中心にあるドメーヌを買収し、本拠としています。小さな区画ながら数多くの特級畑を所有、長期熟成タイプのフルーティーで酸味のあるしっかりとした構成のワイン造りをしています。
ドメーヌのブドウ畑は、シャンボール・ミュジニー、モレ・サンドニドニ、ジュヴレ・シャンベルタンの村に広がっています。ブドウの大部分は樹齢約40年です。
持続可能な栽培を目指して、ブドウの木は耕され、有機肥料で土壌に栄養が与えられます。
2000年より、農薬や化学肥料をほとんど使用しない減農薬栽培(リュット・レゾネ)を実施しています。
1985年よりネゴシアンとしても活動しています。ドメーヌ、ネゴシアンすべてのワインを自社セラーで熟成、瓶詰めしています。