【モーゼルランド社】
組合員数 約2000名、ブドウ栽培面積約1900ha、ワイン年間生産量 約2000万Lを誇る巨大協同組合。主要ブドウ品種はリースリングで、栽培面積のうち約800haがリースリングの畑、全生産量の40%を占めるドイツ最大のリースリング・メーカーです。他、ミュラー・トゥルガウ、シルヴァーナー、ピノ・ブラン、ピノ・グリージョ、ピノ・ノワールなど幅広く栽培しています。
【沿革】
1968年;
モーゼル地方の3つの地域の各共同組合が合併。ベルンカステル・クースで新しい共同組合設立。
1969年;ファースト・ヴィンテージをリリース。
1986年;モーゼルランドに社名変更。
後、ナーエやラインヘッセン等の協同組合を吸収合併。
2018年;設立50周年。
【会社の規模】
従業員数: 196名
売上高: 8億300万ユーロ(2017~2018年度)
国内売上: 約70%
輸出売上: 約30%(相手国:30ヶ国以上)
【品質保証】
何よりも品質にこだわり、生産システムはIFS(国際食品規格) やBRC(英国小売業協会)の食品安全認証規格の検査、認証を受けてきました。(※IFSはBRCの主要ポイントをすべて備え、より厳しい規格となっているため、2021年度以降はBRCの認証更新はしない方針。)
品質第一主義のため、常に全製造工程が検査の対象とされています。醸造工程は、丁寧な作業、最新の設備、能力の高いスタッフ、認証された生産物、操作手順に支えられています。最大の目標は”最高の顧客満足度を達成すること”なのです。
【受賞歴】
品質保証に対する姿勢は、権威あるワイン・コンクールの受賞に繋がっています。しかし改良、改革への努力は常に怠りません。
【持続可能性】
環境に優しい栽培、適切な収穫量は最高の結果をもたらします。また従業員の能力やワインの質を高め、発展しながら環境を守っていくことを宣言しています。
※2004年より一部の畑で有機栽培を開始。
現在、ドイツ最大級のオーガニック・ワイン・メーカーとなっています
【栽培管理】
栽培コンサルタント・チームと栽培農家がタッグを組み、確かな品質の基礎を作り上げています。
・ブドウ品種、クローンなどの剪定の相談、アドバイス
・年間を通しての栽培に関する相談、アドバイス
・品質向上プログラムの重視(例:急斜面の畑、プレミアム・シングル・ヴィンヤードなど)
栽培農家の豊かな経験とコンサルタント・チームが提供する最新の専門的技術が結びついてこそ、高品質な完熟ブドウが得られるのです。
【一貫した生産管理】
サプライ・チェーンとして原材料調達・生産管理・物流・販売までを一つの連続したシステムとして完全管理するのが基本。ブドウから完成品のワインになるまで一貫して組合により管理されています。
・厳選した収穫
・品質向上プログラム
・丁寧な作業
・温度管理された発酵
・高度な技術を持つスタッフ
・最先端の設備
品質管理においては、運任せということは絶対にありえません!
【醸造チーム】
技術部長&モーゼルランド総責任者=ペーター・モイラー(Peter Meurer)
ベルンカステル・クース醸造責任者=ドミニク・マイヤー(Dominik Meyer)
ニアシュタイン醸造責任者=ハンス・ヴェルハイム(Hans Werheim)
リートブルグ醸造責任者=トーマス・ドルト(Thomas Dollt)
【顧客重視のフレキシブルな対応】
モーゼルランドは新しいトレンドにも目を向け、革新的なアイデアを素早く取り入れています。
・ブランド・ワイン
・個人用オリジナル・ラベル
・バイヤーのオリジナル・ラベル
魅力的なギフト商品も好評を博しています。
時代の流行を取り入れた、人の目を引き付ける洗練されたボト ル・デザインは、ビジネスの強い味方になるでしょう。